シアバターってなあに?


近年ではスキンケア素材の一つとして馴染み深くなったシアバター。

でもその素性は?ご存じない方も多いようです。

アフリカ諸国に生息するシアの木

この実の種子の中にある胚(シアカーネル)を加工してシアバターとなります。

 

◆シアという植物◆

花を咲かせるまで15~20年、実をつけるまでにさらに10~20年、実をつけるのも3年に一度。

また現地では神秘の木として崇められ、木への接触、実の収穫、圧搾、製造、販売を行うことが出来るのは女性のみとされています。

 

◆アフリカでは万能薬◆

その抗菌作用から傷や火傷の治療、日焼け止め、かゆみ止め、さらには筋肉痛ケアなど万能薬として重宝され、皮脂成分の一つであるオレイン酸などの脂肪酸を含むため、一部の地域では生まれた直後の赤ちゃんの全身にシアバターを塗る習慣もあるほどお肌に優しく保護作用があります。

 

◆シアバターの美容成分◆

〇ステアリン酸・オレイン酸・リノール酸・パルミチン酸

 …人の皮脂と似た成分を持つ脂肪酸。肌馴染みが良く長時間保湿作用が持続

〇トリテンペンアルコール

 …優れた保湿性により肌を柔らかくする

〇アラントイン

 …自然治癒力促進作用により肌荒れの改善を促す

〇カロチノイド

 …皮膚や粘膜の再生を助ける

〇トコフェロール

 …抗酸化ビタミンとして多くの化粧品にも使用される天然のビタミンE。

  肌の老化を防ぎ、美肌へ導く

 

もともとアフリカの人々のお肌を紫外線から守ってきたものですから、夏の紫外線ダメージケアにはもちろん、その高い保湿作用から乾燥した冬の乾燥肌、肌荒れケアにも高い作用を持ちます。

 

シアバターアロマトリートメントはこの貴重なシアバターと症状に合わせた精油ブレンドのオイルで全身をトリートメントする、お肌がたいへん喜ぶメニューです。